言葉にすることの大切さと難しさ

今日は遅く起きて、お昼ご飯にナポリタンを作って食べて

前職の会社に携帯を返却、そして帰宅後1社リモート面接結構密な1日。

ナポリタンは最近話題のあのドラマ。

フェルマーの定理を一気見してからずっと作りたかったので

家の余り物を使いつつ、ケチャップだけ買って作った。

 

材料

【ソース】

ベーコン

玉ねぎ(半玉)

ケチャップ 適量

【スープ】

丸鶏スープ 適量

EXオリーブオイル 適量

パスタの茹で汁 適量

 

ピーマンは買ってこないとなかったので

玉ねぎの切り方と入れるタイミングを変えることで

食感と味を変えて工夫。

玉ねぎは繊維に垂直に切ると細胞が壊れやすく、

甘く、焦げやすくなる、そして繊維に沿って切ると食感が残るのだ。

あとドラマと違うのは鶏がらスープを使うところ。

マヨネーズは大の苦手なので家にはもちろんない。

さらに、白ワインビネガーなんて代物もない。

なのでいつぞやかシドのドラムがナポリタンを作る時鶏がらスープの素入れてたのをみて

入れてます。ただ入れるだけじゃなく、オリーブオイルと混ぜ合わせ、

ペースト状にしたところに茹で汁を入れ伸ばして使う。

これによって炒め合わせた具材の焦げとケチャップを伸ばしてソースの濃度を調整するのだ。

フレンチなどではシュックと言われているのはコモンセンスなんですけど。

そういった具合でやっている。

あと、大事なのが麺である。いつも私は小倉智巳メソッドで

博多っこもびびるくらいのバリカタで茹で、ソースと合わせながら火入れし

アツアツで麺もちょうど良いところを提供する派なのだが、今回はナポリタンということで

表記時間通り入れている。

とはいえ、「フェルマーの料理」は面白い。

一人暮らしを始めて料理にハマったのは「食戟のソーマ」からで

次に小倉智巳のYouTube、そして今が「フェルマーの料理」というわけだ。

原作者は「アオアシ」の小林雄吾先生。

フェルマーの料理」原作は読んでいないのだが、端的にいうと料理というジャンルで

アオアシをしている。文法は全く一緒で使っている言語が違うだけなのだ。

主人公には自覚のない才能があり、それに惚れ込んだ師匠が引き抜き

片親の主人公は地元を離れ研鑽を積む。

研鑽を積む先では素人同然で、周りからも酷い扱いを受け落ち込むが

パワフルなヒロインがそれを励まし、周りから認められる。

そして極め付けは、師匠に当たる人物が、主人公にあることを必ずさせている。

それが言語化、「フェルマーの料理」でいう「わかるように説明しろ」とやらだ。

アオアシでも言語化の話は重要視されていて、小林雄吾という人間は言語化することが

技術習得につながると考えているのだと思うし、私も現にそう思うから

これを始めた。

音楽でも、面接でも頭で考えていることを最終的には見えるように落とし込まないと

それは机上の空論なのである。

だから私は音楽を作る際もボイスメモを多用するし、ピアノを弾く技術はないが

宅録という形をとっている。本当に大学を卒業するまでは得意なことだったのだが、

なぜかとても苦手な意識を持ってしまっていた。

それはやっぱり、好きなことを否定されるような感覚に耐えかねたからに違いない。

そう言葉にして分かることが出来るようになったからよかった。

だからこの言語化という作業は続けていきたいなと思う。

 

そしてやはり音楽の話が受ける。

今日も今日とて啜り貪りつつ音楽について書いていこう。

せっかくだし、前回書かなかった弊バンドの名前の由来と楽曲について書いていこう。

あの書き方してたらどこかで出てくると思うよね、思わせぶりなことしてごめんなさい。

 

まずバンド名「ututu」に関して

これはヒトリエの「うつつ」という曲から持ってきている。

youtu.be

レディーガガと同じ由来だ。

こんな曲作りたいなっていう純粋な思いと、

当時の自分は鬱ではないが、鬱屈とした気持ちでいたことから

うつと響の近いうつつという言葉がいいなと思いつけた。

ローマ字にしている理由は解釈を広げるためと

UTUTUでなんだか泣いている顔文字に見えてくるからだ。

そんなところでututuとつけた。

このブログはそれを文字ってU22(うツーツー)ということだ。

ブログの由来は墓場まで持っていくべきかなとか思っていたけど、

まあそんなことも考えているんだということを知ってもらいたいし、

アハ体験的なことをしてほしいと思っている。

 

そして楽曲に関しても始めて書いていくとする。

まだ弊バンドには曲があまりない。

宅録でその日のために曲を作っていたが、どれもこれもバンドカラーに合わないことから

書きまくっているという状況だ。

そんな中でも、唯一宅録からある曲で、バンドでも合わせた曲がある。

それが「窒息」という曲だ。

youtu.be

southpaw dogというのは宅録当時の名前で、Acidmanの赤橙の歌詞から拝借した。

「左利きの犬ってお前・・・思想ツヨ」とか思わないでほしい。

この曲はcolormalと出会った当時に作っていた曲で、

彼らの「延命」という曲に影響をもろに受けている。

youtu.be

「窒息」の内容は、当時コロナが蔓延する中、飲み会なんかも減ってきて

色々な繋がりが消えてしまってという状況。

家で宅録しては出社して、帰ってきたら宅録して

みたいな状況で、大学のサークル仲間との繋がりも消え失せ

息が詰まるような思いでいた。そんな思いが「窒息」しているようだと思い

タイトルをつけた。

私はこの曲が1番好きだ。これよりいい曲は出来ない気もしているくらいには好きだ。

1サビの「言葉になれない気持ちをどうか殺さないで」は

言語化とは真逆のことを言っているように思うが、

言葉に出来ないようなことを「いつか言葉にして届くように

その気持ちだけは殺さないで持っておいてよ」ってことを書きたかったのだ。

救いようのないどうしようもないことは世の中たくさんある。

というか、そういうことの方がほとんどな世の中、どうしようもない

言葉にすることもできないそんな気持ちを大事にしてほしい。

そんなことを願いながら今日も日夜バンドと面接のことで頭がいっぱいだ。

 

急に話を戻すがフェルマーの料理

主題歌のRe方程式がめちゃくちゃいい、10-FEETがここに来て売れているのは

本当に面白い。個人的にはRe方程式の方が第ゼロ感より好きだ。

明日から一旦実家に帰るのでブログお休みするかもしれません。

ギター用品のこと、バンドの由来、

このブログ名の由来も、ライナーノーツ的なこともしたので

特集して書くことが本当に尽きてしまった。

すっからかんである。