歳を重ねてもまた

さてはてついに27歳になった。

ロックスターが死ぬ相場、私が生まれたのは父が27の時だったはず、

いや父も早生まれだから28だったか。まあそんな年齢になってしまってなお、

自分で精一杯なのは何が悪いのやら。やっぱ国政なのか、仕事なのか、

そもそもそういう能力であって、そういう運命だったからなんだろうか。

 

まあ別段子供が欲しいと切実に思うわけじゃないけれど、

焦りは多少あるし、そろそろ結婚とか見据えてかなきゃってところだけど、

全然一人で精一杯というのが悲しい。

27になる日もこうして一人でパソコンに向かいながら詞を書いたり、ギターを弾いたり

いつもと変わらず過ごしている。

あいもかわらず、会社で誕生日を迎え、祝ってくれる誰かが待つわけでもない家に帰り

パスタ作って食べて、ギターを弾いて、そして寝る。

そんな単調な日々をどうにかしたくてマッチングアプリを三度始めた。

始めたはいいけど、もう全然マッチしなし、しても返事返ってこない。

女性の方が安かったり、無料だったりするのが相場だし、放ってればいいねが増えるから

まあ面倒なんだろうけども。

マッチした相手を放置するのはやめていただきたい。

 

そんな苦手なマッチングアプリで久々に話が続いて、最近会うことができた。

音楽が好きというありきたりな理由で繋がったけど、

相手はイギリスのバンドが好きとかでちょっと面白いと思った。

そして盛り上がったのはミッシェルの話だった。

意外にも一つ下の女性にミッシェルが刺さるだなんて思いもよらなかったから

会う約束をするまではそう長くはなかった。

年一くらいでいく猫カフェに行って、カフェの多い谷町でお茶して帰る

そんなプランのデートだった。

猫カフェは案の定楽しかったし、カフェも考えていたとこがいっぱいで

別のところにしたけど、それなりに楽しかった。

けど、お互いに思っていたはず。

これ一人でもいいやつだ・・・と

何気ない会話一つにときめいたりする”から騒ぎ”のような恋のざわざわ感が

何一つない。

お互いそれなりに大人だから、コミュニケーションは取れるけど

ドキドキや焦りが全くなく終わった。

なるほど、だからホラー映画って必要だし、セックスもラブホも必要で、

風俗やソープもいるわけだ。

前職の先輩が残した名言「結局人の感情なんてのはエロと恐怖だよ」が

今更響いた。

ただ、少しアカデミックな話をしている時は

PSYCHO-PASSのやりとりみたいで楽しいと思ったけど、

そんなの恋人に求めてねえんだわ笑

そんなこんなで何一つ成果も得られなかった猫カフェデート第二弾でしたけど、

唯一得るものがあったとしたら、私が若干の猫アレルギーだということだ。

花粉が飛び始めた今だからわからないけど、

猫カフェから帰ってくると頭や体が痒くなって喉も少し腫れた。

何らかのアレルギー症状が出ているのは確かだし、おそらく猫由来なんだと思うけど、

大の猫好きとしてはどうしてもそうは思いたくないから、

かなり早く来たかなりキツめの花粉症ってことにしてる。

 

リアル「猫とアレルギー」となってしまったけど、

猫は好きだし、優しく撫でたいし・・・

しかし、前までは問題なかったのにいつからダメになったんだろうか。

街にいる猫に引っ掻かれてかな。

 

ではでは良い歳を過ごしていくため

曲を書き溜め取ります!!