職を失ってから、数日間は結構めちゃくちゃな生活をしていた。
10月頭、辞めた会社の同期と3日に1回は飲みにいって、だいたいよくわからない大正のスポーツバーで深い時間まで過ごし、だいたいそいつの家に泊まり、朝同期の出勤と共に、私は家路につく。
二日酔いなのか、体力的なものなのか、メンタル的なものなのか・・・
ふらつく身体で帰宅しPCの前に座り、マイナビの求人と睨めっこして、
飽きたらDAWを開いて頭を抱え、それにも飽きたらゲーミングモニタの前に座りこみ
グランツーリスモ7をする。気づけばだいたい午前2時。
フミキリに望遠鏡を持っていくには頃合い。
藤原基央は20かそこらで天体観測を描いたんだよなぁそれに比べてワイは・・・みたいなクソしょうもない自己否定を重ね、スペースだらけの履歴書と目一杯に書き込んだ職務経歴書を作る。ベットに入る時間は毎回気まぐれだった。
そんな生産性が皆無な毎日だったから、軽い自己分析も兼ねてこのブログを始めた。
その日あったこと、その日感じたことを徒然なるままにだらだらと書き連ねる。
仕事を辞める前後でいろんなものを見た中に「レジスタンス」と言うYouTuberがいた。
4人組のグループ系YouTuberでメンバーの過半数が留年経験者で且つ2人は退学している。
なんかこの一文SPIに見えてきた・・・病気かもしれない。
そんな彼らの経緯をまとめた動画を数本見て勇気をもらっていた。
こんな「どん底でも」とかそんなんじゃなくて純粋にすごいなと思っていた。
だから、このブログを始めた頃は毎日更新を続けていた。
最初の数日間はまさに自己分析に近い作業だった。
自分にあるものをもう一回咀嚼して、わかりやすく書く
そんな作業に加え、日記のように日々のことをメモしたものをつけて投稿していた。
自分の内側にあることだったから、毎日投稿はさほど難しくなかった。
日々が淡々としていても、自分の内面の整理整頓だからそこまで苦行ではなかった。
しかし・・・内省にも限界はある。
すぐに毎日投稿は途切れて、今の更新頻度となっている。
色々理由はある。自分の納得のいくクォリティなのか、こんなことをアップしても
ただただクソ長いツイッター(現X)ではないか。
日々あったことって、面接の出来が酷すぎて廃人みたいに寝込んでたりで
そんなの書いて何になる・・・
といったことから投稿頻度は落ちるばかりに、今のペースに落ち着いた。
しかし、投稿頻度が落ち着いてからびっくりした。
アクセス数は減ったが、ブログの読者が1桁台から2桁台になっていた。
すぐさまそれを記事にして投稿した。
そして、よくいくお店のあの子からもホームページのチャットで
「ブログ、ツイッター見てます。監視してます。」と連絡が来た。
そんな話を聞けば単純で、無理やりにでも書いてしまうのが私。
今日だって、特になんてことなかった、前職の人と神社にいったくらいで
とてもネタにするようなことなんて何もないわけだがこうして書いている。
内省して書いていた時期の記事がアクセスはトップだし、
自分でもその記事の方が面白いと思うけど、この作業だけは辞めないで続けていきたい。
来月からまた社会人に戻るけれども可能な限りは続けていこうとそう思う。