まえがき
タイトルそのまま。
ギター関連の新機材を導入する。
LINE6の「HX STOMP SL」を購入した。
ギタープロセッサーが台頭する昨今の流れにもれず
私もマルチエフェクター使用には賛成派。
以前機材について語った時にも出てきたと思うが今までは
LINE6の「POD GO」というものを使っていた。
エクスプレッションペダルがついていて、エフェクトや音源はHXと同じものを使っている
さらには安いという点で「AMPERO 2」と迷い購入に踏み切った。
HX STOMP XLはPOD GOの正統進化とか、上位互換のように思って購入したがかなり違う。
スバルのGC6とそのタイプ Rくらいかなと思ってたら大間違い。
スバルWRXシリーズとレガシーくらい違う。
これからYouTube等をみながらセッティングして実戦投入できる段階に仕上げていこうと思うが、まず大きな相違点としてはCPUの性能が向上したことから、エフェクトのセットする数が増え、機械側の余裕もできさらにいい音に、そしてさらに自由な音作りが可能に。
自分のバンドを始めて、ライブようにプリセットを組んでいたところ何点か不都合なところが出てきて、それが解消されるのが「HX STOMP」シリーズだったので購入に踏み切った。
XLは無印からボタンの数が増え、操作性も POD GOと変わらないということからXLにした。
MS50
エフェクターの遍歴でいくと、歪みエフェクターはもう数年変えていない。
最古がBD-2で2016年とか、それについでL's MAT、JARD Archerが2019年だから
コロナ禍以前から歪みは変えず、基本の音にしている。
というかL's MATが優秀すぎるだけなのだが。
そこにマルチエフェクターとディレイ、リバーブみたいな形でやってきていて、
最初のマルチエフェクターは言わずと知れた名機ZOOMの「MS50」
ギターの音作りを勉強するにはうってつけの一台。
ファームウェアもアップデートされかなり使える、
最近MS50Gという後継機の発売で賑わっている。
コンパクトな見た目はそのままに、スイッチの増設でさらに実用的で高機能になった。
AE86の後継でGT86というよりは順当に進化を続ける
初心者で金のない高校生や大学生はこれをまずは買うことをお勧めする。
まあ、所詮はマルチ、いかにもデジタルですよという音だけれども、それぞれよく再現されているし、少し特徴的な方が、どんな音かも理解しやすいしいいと思う。
あとはBOMBみたいなバカで飛び道具としても使えるかどうかの際物もあるので
持っている人は大事に使ってあげてくほしい。上級者になれば狂気的な音を楽しめる。
POD GO
POD GOは1年前の春に購入した。
宅録を始めて1年と少し、MS50よりいい音を・・・と探していたところで
AMPOERO2と迷い、購入したもの。
エクスプレッションペダルと安さで購入したものだが、あまり実機を触らず買ってしまった。
とはいえ、直感的に操作しつつ、YouTubeで勉強しながら操作を覚えていった。
スナップショット機能であったり、エクスプレッションをピッチシフターに割り当てることで
ワーミーのように使うこともできる便利グッズ。
自分のバンドをするまではあまり煩わしさは感じなかったけど、
自分のバンドをしてからCPUの問題なのか、当該機種の使用上エフェクトに制限があり
それが煩わしくて変更するか否か・・・というところだった。
とはいえ、音も優秀だし、即戦力。
初心者でバイトしてお金が10万くらいあるなら、初心者セットのギター2万くらいで
これを買えばお釣りが1万くらいはくるくらいでサクッとギターが始めれてしまう。
エフェクトも実用的なものが多く。
エンジョイ!コピーバンド!ってするならこれ1台で機材は終わると思う。
あとは初心者ギターでギターの音とギターの作りやメンテを勉強して
好きなら高いギターを買うのもいいだろうし、サークルや部活だけで止めるなら
機材の出費はざっと10万ほどで収まると思う。
初心者セットギターってあんまりよくないんじゃ・・・
みたいに思っている中級者諸君や
そう言われて中価格帯のギターをいい感じに買わされそうな諸君。
惑わされてはいけない。結局聞き手には価格の差なんてわかるわけがないし、
後者の諸君は何がいいのか、価値を実感できないだろうから
正直出していいところ3万円台~5万円台だと思う。
確かに初心者セットギターの質は褒められたものじゃないけど、
あの価格帯で、ほぼ本物と変わらない音が出ること自体が素晴らしいことで、
おそらく価格のさというのは施工する技術、ハンドメイドなのか工場で作られているのかと
使っている木材くらいで、根本の電子機器に関してはそこまで大差ないところまで来ていると
思う。
だから、「なんかわからんけどバンドって格好いいし、いっちょやってみっか」って感じの
サイヤ人の方にはまずは初心者セットでエレキギターの実際の音を知って、
マルチエフェクターで音作りを知って、飽きるかどうかのタイミングでギターがへたれてくるのでメンテを自分で覚えるか否かで続行するかやめてしまうか、金に物言わせて高くていいギターを買うかの3択になる。大体本当にいいギタリストはメンテを自分で覚えてその後音が出なくなるまで弾き倒し、高くていいギターを買うのだろうと思う。
ちなみに私は一番後者の金に物言わせて高いギターを買う嫌なおじさん。
まあ高いギターを訳も分からず買うことのメリットとしては
高いと言われるギターがどんなものなのかがわかることで、
特有のトラブルとかそういうのを経験していくと、
「本当にいいギター」に近づくことができる気がする。
ただ「ぼっち・ざ・ろっく」を見ていて思ったのはやっぱギターを買い替えるタイミングって
人それぞれで、山田みたいにサブ機として買う派の私だけれども
理想はぼっちちゃんみたく前のギターが故障して・・・とかメンテが必要で、
コンスタントに活動するために・・・とかで代替機として購入することだと思う。
我慢しろというわけではなくて、そのギターに最後まで向き合って向き合って
次を買うようにする方が、なんとなくコスパもいいし、楽しい。
自宅には2本のテレキャスターとアコギ、ジャズマスターがいるが
実家にレスポールも置きっぱなしになっている。
毎年帰るたび引くのだが、弦はエリクサーで全然錆びてないし、
レスポール特有の合成の硬さで全然下手ってない。もっとちゃんと使えたのにな・・・と
感じた26歳の冬
良いお年をお過ごしください!!