エキゾチックな職場
さて日付変わって今日で入社から1週間。
前職は殺伐とした雰囲気の中に、関西の人情あふれる温かい感じがあったけど、
現職は公用語が標準語、東京弁でおまけに関西のノリも通じなければ、愛のあるムチなんてものは存在しない。
すっごく物足りないし、淡々としているけれども、まあ仕事なんて結局そんなもんでいいんだよ。
前職の人の壁をとっぱらったコミュニケーションは、時として武器にもなれば
時代にそぐわない側面もあって非常に難しいけれど、私は好きな方だし
どちらかというとギリギリ旧世代を生きてきた方だと自負している。
部活の先生がバリバリのバとリの間くらい(元ネタ・フリクリ次回予告)
のえげつない体罰世代で、「俺らの時代はもっとすごかったんだぞ!」と、言わんばかりに
と言うか、言いながらまだギリギリ、胸ぐらを掴まれたり、ペットボトルとかパイプ椅子が飛ぶし、胸板アタックや平手打ちも当たり前だった・
そんな私からしたら、刺激が足りないと感じてしまうけれど、
繰り返すようだけれどこれでよかったんだよ、これで。
もうすでに前職へノスタルジーを感じているけれど、戻りたくはないし、
戻るつもりも一切ない。
”タイムリープもの”のキーワード「因果律」
ことあるごとに「戻りたいな」ってしょっちゅう思っている私にとっては珍しい
学級崩壊、いじめがあった小学校時代に戻って、立ち向かいたいなとか
中学時代、もっと部活に顔出せばな・・・とか
高校は・・・特に思い出はない。
大学時代、バイト先の先輩といい感じだった頃に、先輩の家に転がり込み
お付き合いしとくべきだったなとか。
節々にタイムリープしたくて仕方ないと思う。
「東京卍リベンジャーズ」くらいのボリュームはありそうだよな・・・
だけれども、戻っても大差ないことをするんだろうなとも思う。
だってそれが私という人間なのだから。
同じ記憶を持ってたとして、そうしてしまうと思うし、
因果律という考え方がすごく好きで、それが壊れるような気がして
あまり好きじゃない。
例えば、大学受験に失敗して最終学歴の大学なのだけれど、
もし第一志望に受かっていたら、同じバイト先を選ぶこともなければ
文化祭の実行委員会のメンバーとも会うことはないだろうし、
同じゼミを選ぶこともないし、同じサークルを選ぶこともないだろう。
そう思ってしまって過去改変というのは何度も考えたけど(できるわけないけど)
したいとは思わない。
自己啓発は自分で気付くから自己啓発
確かに、2019年の8月にあの子にフラれたけども、あの子が幸せなルートを辿ろうが
不幸せなルートを辿ろうが、結果的には「私がフラれる」という世界線が、結果が正しいわけで・・・みたいなそんなことをずっと考えている。
だからこそ、ブレークスルーセミナーというのは響かなかったんだろう。
だってそれは個人のそれまでの努力の結果にすぎないのだから、
ブレークスルーが起こったからじゃなくて、セミナーで自分と向き合ったからじゃなくて、
ただただ過去の頑張った自分がもたらした結果に過ぎない。
それを金を出して学んでいるようじゃナンセンスだと思うし、
いつまでもそこに依存してしまう。だから私は嫌いなのだ。
だから私は諦めざるを得ないのかもしれない。
私が大事にしたかったものを取り戻すのを・・・
四つの魂が溜まる場所
大学の軽音サークルの先輩のバンドが数年振りに同じメンバーでライブをするらしい。
サークルに所属していた時、卒業した後もそんなふうに音を重ねられるのかな・・・とか
思ってた。確かに1回はあったけど、コロナ禍でそれっきりに。
仕事で参ってしまった時に頼ろうとしたのが、サークルの仲間だった。
ライブはできなくても、「スタジオに入って軽く音を合わせるくらいなら」
そんな気持ちでflumpoolのコピーバンドのラインを動かした。
けど結局流れてそれっきり。
後々知ることになったけど、理由はギターがMLMにのめり込んだから
関わりを持つのを避けたことが原因だそうで。
その彼を戻す奪還編が数日前に始まったばかりだけれども、
もはや諦めた方がいいのかも知れないということに気づき始めた。
現状、
まず私、自分のバンドの活動があり、仕事もある。
ギター:MLMへ・・・
ドラム:謎セミナーに沼る。
ベース:音信不通(連絡手段、全部ブロックされたため)
これが動かそうとしたメンバーの現状だ!!
到底無理だよもう。
唯一橋渡しになると思っていたドラムももうやばい。
一周回って笑えてきたけど、やっぱグループラインを消してしまって完全に解散して
淡い期待をしないで済むようにしてしまった方が楽かも知れない。
だけれど、3年間、共にした四人の魂が溜まっていた場所を解体するのはなかなかに酷なことだし、できればしたくない。
最後の可能性、2月末の飲み会で、ベースと会うから、そこでベースにちゃんと謝って
思い切って腹割って話せたらと思う。
なんだかんだ前に会ったのは2年前、サークルの同期の結婚式だった。
そこでは相手も、自分も避けて一切会話しなかったけど、
今回ばかりは、ちゃんと向き合って話がしたい。
もうこれはブレイクスルーじゃないか!
このサブタイトル、「四つの魂が溜まる場所」は
flumpoolがメジャーデビュー当時使っていたバンド名の由来。
Fourの(f) 魂の光ランプ(lump)何かが溜まる場所(pool)でflumpool
のちにそれは否定され、実はフランフランとなんかを掛け合わせたらいい感じになったからそうしたのだとか・・・
あとがき
タイムリープものといえばなんですかね
最近だと「サマータイムレンダ」や「東リべ」
ちょっと前になるけど「君の名は。」なんかもそうでしたけど。
あとはゲームで行くとFF8(今回のタイトル「全部が淡い期待に溶けてしまうなら」の
元ネタcolormalの「瞳」の元ネタですややこしくてごめん)とか色々ありますが。
ドラマ版ではなく、漫画、アニメ版の方です。
もう見ようとは思わないくらいグロいしえげつないんですけど、
あれを通っていたから「因果律」で物事を考えるようになりました。
物語は結局OVAでハッピーエンドの大団円で終わるんですけど。
TVシリーズの鬱展開(簡単にいうと五億年ボタンです)も、
綺麗事がなくある種予定調和的で好きですね。
エロやグロ描写とヤンデレヒロイン史上いろんな意味で最強なところばかりフィーチャーされがちですが、人間形成にはよくも悪くも役立った作品の一つだなと思っています。
ドラマ版もしっかり履修したけど、話あんま覚えてないし、
柴咲コウさんの主題歌「ANOTHER:WORLD」がandropの内澤さん作曲で最高です。
そんなこんなでおやすみなさい。