音楽の話 パート2

毎日更新すると言っていたのをトイレに入って思い出した。

昨日は行ってみたい、良い感じだなと思っていた会社を

最終面接まで行って落ちて気持ちがすごくイガイガしていた。

前職の社長やお世話になった上司に最終までいったという連絡をしていたところだけに

悔やまれる。

年内に決めるという前提で始めた転職活動が早くも暗礁に乗り上げて焦ってばかり。

だけど曲を書く時間が増えたと思えば・・・幸い作曲はノっている時期なので・・・

とはいえ生活が厳しくなってくる。

年内に決まって仕舞えば、2ヶ月待つ必要のある失業手当の必要もなくなる。

次就職するところもおそらく中小企業だろうから中退共の積立も維持したままにしておこう。

よくいえば少しばかしバッファ、マージンを持たせていた。

悪くいえばそこまで手を回していなかった。

そのマージンが未来に対する不安を和らげて他の活動に集中できるようにも思う。

作曲と転職に集中しながら、必要最低限の食事を摂り眠る。

早いことゲームは封印しないとな・・・本当に身を滅ぼしかねない

幸いグランツーリスモ7はカフェメニューを終わらせてエンディングにたどり着いた。

しかし、この類のゲームはクリアという概念がなく際限なく出来てしまうのが

良いところであり悪いところ。さらに昨今のゲームの寿命はネットワークと繋がることにより伸び続けている。アップデートに次ぐアップデート、新しい車たちが増えていく・・・

幸い、一番好きな S2000は獲得しているが、もう一台欲しいというところもある。

まあ何にせよこれを一旦生活から切り離さない限りはいけない気がしている。

そういった一抹の不安を抱えながら、さらには経済面の不安も出てくる。

なかなかに精神状態は厳しい。

そんな中1ヶ月ぶりにハローワークへ足を運んだ。

今日のメインはもちろん音楽の話ではあるが、小ネタのメインはこのハローワークの話。

こんなところにまでグランツーリスモが割って入ってくるとは・・・憎いね三菱。

ハローワークには失業手当の申請に向かった。

失業認定日をあろうことか忘れていたため大急ぎで向かった。

というか、体調を崩していて説明会すら行けていなかった。

さらにはそこそこ順調に転職活動を続けながら、前職の手伝いもして、

そう言ったこともあってなかなか重要性を見出していなかったのだ。

急いで再認定の申請をしてきたわけだが。

そこの担当してくれた窓口の職員の態度があまりにもひどい。

全て流れ作業のようにこなし受け答えも雑に行い、こちらが質問すれば

上から圧力的にものをいうのだ。あまりにもひどい。

そこに付随して、失業手当のあり方に関しても腹が立ってきて・・・

転職にハローワークはマストではないが、定期的にどうでもいいハローワークに顔を出さないと行けないのだ。金の給付くらいでしか世話になってないのに。

何かとハローワークを使って就職活動をするように仕向けてくる。

そのスタンスと窓口担当の態度に痺れを切らし私はこう告げた。

「そちらは公務員か何だか知らないが、あまり無職を舐めるなよ」

まるでワンピースのシャンクスのような構文でシャンクスが

絶対言わなさそうな言葉が口から出てきた。

そんなイライラを抱えながら私はバンドのスタジオ練習に向かうのであった・・・

 

恒例の日記パートご愛読ありがとう

本編の音楽の話をしていこう。

 

まず昨日のアップした音作りの答え合わせといこう。

端的に言おう、大正解だった。

前段に置いたEP3のモディファイが上手く機能していたし、

さらには後ろに置いたMALTITAP6のディレイも凄まじい音をしていてバッチリだった。

深夜テンションで理屈をこねて考えただけはあったが、

本当にあれで使い方が正しいのか、特にTAPE ECHOとブルースドライバーは・・・

知見のある方に検証してもらわねば・・・

例えばEP3の実機を持っているアノ方に話を伺わねば

(普通に二時間は平気で話し込んでしまうんだよなぁ)

 

さてはて昨日の予告はバンドの方向性、音色の話

どれもこれもなかなか抽象的で言語化が難しいものではある

 

学生時代コピーバンドをしていた私は

colormalと出会い衝撃を受け、2021年ごろから宅録を本格的に始めた。

いつの日か憧れのイエナガさんみたく、宅録からバンドへ・・・

そんなことを夢見ながら曲を書いては仕事をする日々を過ごしていた。

曲のストックもそこそこ溜まってきた頃には

もう周りにはサークルで一緒に音を奏でた知り合いは消え去っていた。

ベースに据えたいと思っていたやつとは連絡手段がない、

そもそもサークル時代から貧弱だったドラム隊の一人は結婚し誘いづらい。

半バンドを組むことを諦めていたところ、

私はウェブの掲示板でメンバーを集めることにし始めた。

がしかし、1年くらいやっても全然ツモれない、全然ダメだ・・・

2022年はライブ会場で声かけていこうと決意し、宅録の音源とギターを片手に

クソみたいなブッキングライブに3ヶ月連続で出たこともあった。

だけども当時はコロナ禍、2ヶ月間は本当に客がいない、演者ばかりの

ライブハウスで一人空くギターと同期でライブする日々。

そんな中無理が祟ってコロナにもかかったことをきっかけに、

そのライブハウスには二度と出ないと決意した。

それから半年後・・・諦めきれない私は久々に掲示板を更新。

オルタナとかそんな広いことばっかり言ってるから声かけても遠のくんだと考え

ジャンルを絞って集めた。そのジャンルこそがシューゲイズだった。

何となく、きのこ帝国とかイツエとかそういうのに触れてきたのもあったし

シューゲイズの特性上ある一定の層は確保できるという謎の自信があった。

だだっ広いオルタナの海に石を投げるより、シューゲイズという少しニッチで広くはないけど確実に反響がある方がいいと考えたのだ。

そこで集まったのが今のメンバーである。

最初はベースの定本さんと真夏の梅田のスタバでアイスコーヒー飲みながら

軽い音楽談義をして快く加入してくれた。

彼は非常にメタルが好きだそうで口を開けばブラックメタルと言っている。

 

そして、8月ドラムの大西さんが入ってくれた。

少しいかつめのロン毛をした男でびっくりしたが、想像以上にいい人だった。

彼とは京都のタナカコーヒーでまたもやアイスコーヒー片手に音楽談義して、

顔合わせをした。

その場にたまたま仕事が休みだった定本さんも参加してくれて、

今思えばそこからこの3人がコアメンバーなんだと何となく感じていた。

大西さんは元バンドマンでスタジオのスタッフをやりつつ、

その傍らでPAの仕事をしているため、バンドのアンサンブルを見てくれている

いわゆるバンマス的存在である。

実は同時期にギタリストもツモっていて同じ日に顔合わせしようとしたが予定が合わず断念。

皆が待ち望んだギタリストはスタジオまでお預けとなった。

 

10月某日4人で初めてスタジオに入った。十三にある有名なスタジオで音合わせ。

ギタリストとしてきてくれた彼もまたシューゲイズで釣ってきた人間

雑然としているエフェクターボードでも本格的なシューゲイズをする中身だということはわかった。

そこで初めて合わせたのは君島大空の「遠視のコントラルト」と

自分の楽曲である「窒息」だった。

どちらもシューゲイズというよりオルタナな楽曲で

一時間ほど音を合わせてスタジオを後にした。

オルタナ色強めなのが合わなかったのか、それとも大学を卒業してバイト暮らしで

別バンドもあるから色々条件が厳しかったのだろうか、

ギタリストの彼は次のスタジオで飛んだ。

 

その後3人となった現体制、スリーピースはあまり経験がなく

音作りやフレーズに戸惑いながらスタジオに入っていた。

作る曲はどうしても自分の影響を受けたものが出てしまうし

手癖のようにコードを並べてしまうことからなかなか納得するものができない・・・

そんな中、ふと音楽談義をしていた時に勧められた

「羊文学」の音を真面目に勉強することにした。

こんな感覚久々だった。ネットに転がっている記事でエフェクターボードの写真を探し

本人映像でアンプの繋ぎ方、ライブでのフレーズや

最終的にはギター解説系のyoutuberまで漁って音作りを見直した。

羊文学の音作りはドが付くほどに王道なシューゲイズのボードだった。

それくらい何となくわかってたよ・・・とも思った。

ただ、掘れば掘るほど面白いフェンダームスタングミクロの

インタビューに音作りの秘訣みたいなところがあった。

youtu.be

それがTAPE ECHOを使うことだった。本人のボードにはないのだが、

ムスタングミクロというアンプについている機能でTAPE ECHOを使ってた。

そこから、TAPE ECHOに関して調べマルチのプリセットに追加した。

ちなみにEP3系のエフェクトは好きで先代のマルチエフェクターでも

そのモデリングを使用していたとこからとっつきやすかった。

さらにはこのフェンダームスタングというアンプも学生時代実家で使っていて、

何か強い縁を感じた。

私が使っていたのは8個くらいアンプがあって、それぞれクランチ、OD、ハイゲインの

3チャンネルずつ24通りと空間系エフェクトが2種類3プリセットくらいあった。

本当にFender社には足向けて寝れないですね。

 

そしてフレーズや音作りの再現に関してはこれみてました。

youtu.be

結構初心者や学生向けの解説、さらに解説しているかずきさんもなかなかに若い

というところで「こんなの見なくてもわかってるわ」と見るのを避けていましたが、

変なプライドを捨てて見たら丁寧に解説されていて、非常にわかりやすくフレーズの解説もついていて非常に参考にしやすく良かったです。

どこまでも真摯にギターと向き合っていてすごいや・・・

 

というところから「向かうべき音像は羊文学が一番近い」という認識から

曲作りや音作りに励んでおります。

本当に良かったのはTAPE ECHOをプリアンプとして使ったこと。 

昨日書いたものにはプリアンプとして優秀だから入れたと書いたが、

本当の狙いは独特なエアー感。本当にいい音になったと思う。

それに定本さんのベースもmomose製になって、

羊文学を提案してくれたのは大西さんだし、これはもう男性版羊文学を目指さざるを得ない。

とはいえ、ギタリストもしくはシンセサイザー、キーボードを募集しておりますので

興味のある方はぜひ。

 

本当に毎度毎度長くなってしまって申し訳ない限りです。

こんな書いていると書くことが尽きそうな気もしますが

ゆるゆると書いていきます。

多分日記パートだけで十分なんだよな・・・

 

明日は影響を受けた音楽について